作法案内
当日、挙式の中でお二人におつとめいただくことを簡単にまとめました。
誓いの盃(神酒拝戴)
三三九度。夫婦となる誓いの盃を交わします。
新郎新婦が三つの盃でそれぞれ三度ずつ、御神酒をいただきます。
一の盃
新郎 → 新婦の順
新郎が、神職から三重(みつがさね)の盃の一の盃を受け取り、巫女がついだ御神酒を三度に分けて飲み干します。次に同じ盃で新婦も同様に飲みます。
二の盃
新婦 → 新郎の順
新婦が神職から二の盃を受け、巫女がついだ御神酒を三度に分けて飲み干します。次に同じ盃で新郎も同様に飲みます。
三の盃
新郎 → 新婦の順
新郎、新婦の順に同様の作法で行います。
誓詞奏上
神前で誓いの言葉を読み上げます。
新郎新婦は式場中央に進み、一礼して誓いの言葉を申し上げます。
誓詞にはおふたりが夫婦となり新しい家庭を築いていく決意、神様のご加護を願う言葉などが書かれていますので、心を込めてはっきりと読み上げましょう。奏上後、誓詞を案(机)の上に置き、二礼二拍手一礼の作法で拝礼します。
※二礼二拍手一礼
- ○神前に進み、背中をまっすぐに伸ばして、2回礼をします。
- ○胸の高さで両手を合わせ、肩幅程度に両手を開き、2回打ちます。
- ○最後に1回礼をします。
玉串拝礼
玉串を捧げ、神様に直接ご報告します。
玉串は神様と人をつなぐといわれ、結婚式をはじめ様々な儀式で使われるものです。
玉串に使われる榊は常緑樹で繁栄を意味します。
玉串拝礼の作法をご説明いたします。
- ①巫女がおふたりに玉串をお渡しします。受け取ったら、右手で榊の根元を上から、左手で葉に近い部分を下から支えるように胸の前で持ち、神前に進みます。
- ②玉串の先を時計回りに90度回し、根元を自分の方へ向けます。左手の位置を根元側(手前)に移し、両手で持ちます。
- ③目を閉じて、玉串に願いや感謝の気持ちを祈念します。真心を込めて玉串に祈りを込めることが、玉串拝礼の一番大切な作法です。
- ④玉串を時計回りに180度回し、根元を神前に向けて、案(玉串を置く机)の上に置き、二礼に拍手一礼の作法で拝礼します。